TeamBAIT & CustomBlog

　フローターでのルアーはすべてタッパウェアに入れて行く。
タッパーに入れておけば、水上に放り出されても蓋さえしまっていれば沈みはしないからだ。

今回は、以前からの約束でフローター未経験のあぴょんと野池釣行。
その事前準備でフローターに積むルアーを選定していた所、タッパーの中に王禅寺で使ったスプーンが入っていた。
まぁ、入っていたと言うより、このタッパーをエリア用に使っていたのだが・・・

『ふ～ん・・・スプーンかぁ・・・』
何の気なしに"使ってみたら面白いかな？"と思って、そのまま他のルアーと一緒に入れておいた・・・


午前4時野池の畔に立つ。
水量、水色ともまぁ悪くはない。
今年のファーストフィッシュはここで捕れたので、魚もいるだろう・・・

仕度を整え、フローターが初めてのあぴょんに多少の手解きをし、午前5時実釣開始。

まずはここ最近釣果の出ていないトップから・・・
とも思ったが、魚の有無と活性を確かめる為、得意のスピナベとソフトでフォローを入れながら探って行く。

・・・スピナベ反応なし。
ワッキーでフォローを入れていくと、たまに小さいバイトはあるがギルとハイパーコバッチーで喰いきれず、時間だけが過ぎていった・・・

出撃から早くも3時間が経過するが、相変わらず小さいバイトはあるがノリはしない。
「こいつらはなんだ？」
正体を確かめたいが、こいつらは一体何ならノッてくれるのだろう・・・？

『コレか？』
と、取り出したのが前日に気まぐれで突っ込んで来た1gの極小スプーン。
バイトが頻繁にあったポイントにキャストすると・・・


しかし、こいつのすぐ後にビッグバイト到来！！
この小ギルを出したのが池の一番奥。
そこから戻ろうとした時、水面を盛り上げながら何か大きいモノが動いた。
すかさずそいつの向かって行こうとする先にスプーンをキャスト。

瞬間的にロッドが絞りこまれる。
余りにも突然な事にやり取りを焦り過ぎた。
ハンドランディング直前に逃げた魚は紛れもなく40cmOver。
魚の口からはずれたスプーンのフックは真っ直ぐに伸びていた・・・orz

そしてドラマは始まった。
シェードの奥の微かなバイトを見逃す事はなかった・・・

記録更新50オーバーゲット！！



と、まぁ冗談はここまでにしておいて、
スプーンに代えてからハイパーコバッチーやらギルやらがやたら釣れるようになった。
他のルアーも散々試して見たもののバイトはなし。

遊んでくれるのはスプーンだけらしいので、ルアーチェンジの間毎にスプーンを投げて気を紛らわせていた。

そして・・・
フックに米袋でも付けて突然手を放したようなバイト。
"これはさっきのバイトと同じ感覚！"
先程の教訓をしっかり活かして、瞬間的にドラグを緩め慎重にやり取りする。
しかしコレはまずい・・・

トラウト用のフックではコイツには余りにも細すぎる。
それでも、浮いているフローターの利点と、バイオマスターのドラグを信じて焦らずファイトを続けた結果・・・


今度こそ本当の記録更新。
と言っても、ここの野池での最大記録だけど・・・
以前にも40cmOverは釣れているけど、今回のが最大だと思う。
フローターのエプロンで45cm近くあったけど正確に測定はしていないから、
まぁ、40cmOverって事で。

それからはハイパーコバッチーとギルに遊んで貰っただけでまともなサイズは捕れず。

疲れ果てたあぴょんはとても気持ち良さそうに・・・(笑)


結局、あぴょん、べにいもとも釣果に恵まれずタイムアップ。
一日遊びつくした野池を後にして、いくつかある池を帰りがてら覗いて帰る事に。
もう、日没を向かえルアーも見えなくなってきた頃、そろそろ終了・・・

とは、行かないのがあぴょん。
休憩時間の男は、時間外の男に名を変えて実力発揮！

この男、侮れん・・・(笑)